画一的な人生から脱却する方法 『16歳からのライフ・シフト』

『16歳からのライフ・シフト』という書籍が話題になっています。

この本では、次のように述べられています。

「今の高校生の大半は、100歳まで生きるという未来を迎えるでしょう。
私たちが生きる社会は、テクノロジーの発展によって長寿化が進み、2007年生まれの子供の半数以上が「100歳以上」生きると言われています。
社会変化のスピードが加速している時代において、個人は様々な人生ステージの変化を経験していくことになります。 人生は「学ぶ→働く→引退」という画一的なものから、より一層、正解のない各人各様のマルチステージ型になっていくのです。
そして、選択肢が増えるというのは自由な一方で、自分の人生設計に対して、より責任を取る部分が増えていくということでもあります。大学への進学や就職といった、目先の人生イベントについて考えるだけでは不十分で、学生時代から 「人生100年」 という長い観点で自分自身の人生設計を描いていく必要があるのです。」

学校教育では、進路学習が位置付けられています。
それは、単に進学のためだけではなく、これから先どういった人生を歩んでいくかを考える学習です。
中学を卒業し、高校へ進学。そして将来を見据えてどんな職業を目指すかで進路選択をしていきます。
地元の会社に就職、または大学へ進学し、そして、就職。
そして、定年を迎え、定年後は年金でゆっくり過ごす。

しかし、今やそれが普通ではない社会になってきています。
十代から起業家になる人もいます。
就職するだけでなく、個々のスキルを磨き、フリーランスやユーチューバー、インフルエンサー、アフィリエイターなど、働き方は種々さまざまです。そういった生き方もあります。
定年はなく、いくつになっても生き方が問われる時代です。

人生100年時代ライフシフトは、すべての人たちへのメッセージです。