「この半年の経験を次へ」、そう思い、学習指導をさらに充実させます。皆様には、いつも支えていただき、本当に感謝しております。よりよい学習指導で、よりよい学びの場、そして、子どもたちの学力向上を図るために、今後も努力致します。
まずは、
Ⅰ.復習型学習指導から、予習型学習指導へ!
これまでの学習指導を通して、学校の不十分であったことがらを後追いで復習し、その充実を図ってきました。しかし、復習することが多く、なかなかそれをうめるための時間は、週1日、もしくは、週2日の学習では十分ではありません。
また、学校の子どもたちの話を聞いていると、「塾で、また勉強するからいいや!」などと、そういう声が多く聞かれます。学校では多く学習時間が確保されているのに、その時間が無駄になっては、学習ははかどるものではありません。
塾で予習、学校でしっかり学習、その復習をテスト前対策、春期・夏期・冬期などの特別講習などでしっかり学習していくことが効率的であると思います。
Ⅱ.東京大手個別指導塾の学習テキスト「フォレスタ」の導入!
ネット教材「すらら」は、とても優秀な教材です。聞く力をしっかり育むレクチャー、わかった問題ができるまで繰り返し行うドリル、わからない問題はわからないところまで戻って学習させる機能、他に例のないネット教材です。しかし、学校の教育課程と比較すると、教科書準拠にはなっておらず、教科書対応表はありますが、必ずしも効率の良い学習とは言えないところがあります。特に、英語は、教科書準拠になっていないがために、単語学習は別に行わなければなりません。
そこで、東京大手個別指導塾「森塾」が、自らの実践から作り出しているテキスト「フォレスタ」を導入します。この「フォレスタ」は、「すらら」でも紹介しているテキストです。
このテキストによって、教科書にあった単語、文法など、より効率的な学習ができ、単元テストでも成果が望めます。
主に、英語。他理科、社会の学習指導で生かしていきます。
実際、このテキストがどのように使われているのか、東京の塾を視察してきます。大手塾だけあって、そのノウハウをしっかりと学び、当塾の学習指導に生かしていきます。その関係で、3月15日㈮は休塾です。
Ⅲ.英語学習プログラムの開発、推進!
東京オリンピックも来年と迫り、本当にグローバルな時代となっていきます。また、文部科学省の学習指導要領改訂により、小学校でも英語教育が本格的になります。当塾でも、英語学習の需要は高く、「受験前に英語の点数をあげたい!」、「小学校から本格的に英語の学習がしたい!」、「英検を受けたい!」など、多くの要望があります。現在、小学2年生の英語学習プログラムを検討し実践、小学校5年生からすららの英語学習に取り組んでいます。
また、「すらら」は、「マイチューター for すらら」というオンライン英会話をもっており、スピーキングとリスニングの英検対策プログラムがあります。
こうしたことから、今後さらに小学生からの英語学習に力を入れていきたいと思っています。
Ⅳ.受験に必要な「理科」、「社会」の学習を強化!
高校の受験科目は、国語、数学、英語、そして、理科と社会です。理科と社会も、数学や英語と同じように評価され、同じように入試が行われます。数学や英語が得意な子がいれば、理科や社会が得意な子もいるはず、その良さをさらに伸ばすことはとても重要なことです。
こうしたことから、理科と社会の学習を強化します。
まずは、理科と社会のデジタル教材(エデュケーショナルネットワーク)の導入です。また、フォレスタなどのテキストも導入します。「すらら」も今後、本格的に理科と社会のデジタル教材を開発、2020年には始める予定です。
理科と社会は暗記教科、そんなことがよく言われていますが、その1つ1つの意味が分からなければ覚えることはできないでしょう。また、社会の歴史など、よく子どもたちに話をするのは、歴史は人と人との関わり、その人が抱いていた感情や葛藤、なぜそんなことが起こったのか考えると本当に面白いものです。私は、数学が専門ですが、何かの縁で社会を教えていた時、歴史書を読んで興味深かったことを覚えています。
つまり、どの教科も大切ということです。
当塾の指針は、「未来を創る ~Creating the Future~」です。
これからの社会では、ますますAI技術が進み、人の職業の半分はなくなるのではないかと言われています。子どもたちはどんな仕事に就くのだろうと、不安を抱く人もいます。教育界も、今盛んにICT教育が進み、教員も今までのように多く必要ないのかもしれません。「すらら」というネット教材も、その1つです。
しかし、未来を創造する営みは、人にしかできないものです。そのためには、温故知新、古きに学び、新しいものを創り出すことこそ大切だということです。
今も、毎日、「この子にどんな指導をすれば伸びるのだろう。」「どんな声かけをすればやる気になるだろう。」、そんなことばかり考えています。
こうしたことにより、これからも、子どもたちの未来を創造していきたいと思っています。
<みずほ歳時記>
先日、ふとしたことでamazon primeで映画を観ました。「ビリギャル」です。偏差値30の女の子が、慶応大学に合格するという実話をもとにした映画です。とても感動しました。あるきっかけから、慶応大学を目指すことになった女の子が、目標をもち、塾に通い、努力し、最後は見事合格するという物語です。名言は、「点数が出てからが始まりだよ。できないところがわかったらできるようにすればいいだけじゃん。」、確かにその通りです。「意思のあるところに道は開ける。」、とても大切なことです。
私が一番感動したのは、さやかさんが母親に、どんなふうになりたいの?、と聞かれ、塾の先生をみて、「他人の未来のために、がんばる人、かな。」と。
そんな仕事を私もしている、そう思うと、また力が湧き出てきます。