先生といえば、勉強を教えてくれる人。そんな言葉が多く聞かれます。でも、先生との思い出は、授業の時のおもしろい話をしてくれた、学級の仲間といろいろな活動で燃えたこと、部活でしごかれた記憶など、勉強を教えてもらったことより、それ以外の方が記憶に残っているのではないでしょうか。残念ながら、授業はわかりやすかった、先生のおかげで勉強ができるようになったと、あまり聞いたことがありません。「教師は、勉強を教えるばかりではない」とはいうけど、勉強をしっかり教えられないと、と感じます。

最近、「AI」という言葉を耳にします。AIスピーカーのように、話しかけるとなんでも答えてくれる、本当に不思議な時代を迎えています。今、日本政府もそんな時代に向かい、政府広報でも面白いCMを出していますよ。
https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/
一度ご覧ください。
朝起きる時間の管理はもちろんのこと、ドローンを使った宅配、電子マネー、自動運転の交通機関、健康管理も病院に通わなくても診てもらうことができるなど、AI技術によって、その場に応じた必要な支援がすべてできるという時代です。人を介さなくてもできることが、AIによって進められ、今ある職業がどんどん消滅するといれています。ここで問われるのは、これからの社会で人にしかできないことは何かということです。
わが塾では、すららネットという教材を採用しています。ここでもAI技術が使われています。学校の授業、集団での授業、個別指導など、どれも1人1人に応じた指導には、限界があります。集団授業であれば、聞き逃したことをもう一度聞くことはなかなかできませんし、もう少しゆっくり学習すればわかるなど、自分のペースで学習することはできません。「話をしっかり聞きなさい!」と、私も随分難しいことを言っていたなと反省します。
個別指導についても、「一生懸命に教えればわかるようになる。」、ということはなく、そこにある人間関係により左右されます。信頼関係がなければ何を言っても受け入れないでしょうし、逆に親しくなりすぎ馴れ合いになって学習が進まないということもあるでしょう。人が人に何かを教えることということは、本当に難しいものです。
ところが、わが塾で学習する子どもたちの姿を見ていると、学習に集中する姿に次世代型学習を感じます。すららネットに向かい、そこには余計な関係はなく、ていねいに説明してくれるAIがあります。わからなければ何度でも聞き返すことができる、間違えれば正しい解答を示してくれるし、1人1人に応じた問題を提示してくれる、そんな学習をしています。これで、1人1人に応じた学習ができていると言って良いでしょう。
私の役割は、1人1人に応じた最適な学習をマネージメントすることです。
子どもの学習状況を把握し、その場に応じた最適な教材を準備します。それは、すららネットを中心に、プリント、入試問題、直接教授など、いろいろです。学習中は、その子がどこでつまずいているか、どんな間違いをしているか、どんな指導、支援を施せばよいのか検討し、即時に、短期に、長期的に必要な支援を検討します。ここに、長年の経験が生かされていると思っています。学習内容だけではなく、その子の状況、やる気などの意志、疲労や悩みごとなど、本当にいろいろなことを総合的に考え、学習計画を立てていきます。ここは、まだAIではできないところです。今のところいくら技術が進んでも、人の心に対応できるAIは存在しないと思います。ここに、教育における人でしかできないことがあります。

今の子どもたちが大人になったとき、どんな社会になっているのでしょう。
そう思うより、どんな社会を創っていきたいのでしょう。そう考えていきたいと思います。
それが、「未来を創る Creating the Future」、ということです。

<みずほ歳時記>
今年は、瑞穂市に来た早々、学習塾でのハロウィンを企画しました。純粋にハロウィンを楽しく、そう思っていましたが、なかなか子どもたちが集まりませんでした。それでも、ここに通う塾生、そのご家族の方々が思い思いの仮装をしてきていただいたことが本当にうれしく思いました。来年は、みんなで楽しく過ごしたい、そう願っています。
うちの美濃のさくらヶ丘地区では、今年もハロウィンを行いました。子どもたちは50名、その親、地域の方を含めれば、200名近くの人が集まりとても楽しい時を過ごしました。来年は、瑞穂市でもそんな楽しい時を過ごしたいのですが、、、