今日は、今年春から始めているオンラインによる家庭学習支援についてです。

現在、多くの中学生が日常の家庭学習を大事にしたいということで取り組んでいます。
塾に2日、あるいは、3日、ちょっと通っただけではできるようにはなりません。
やはり、塾での学習をもとに、家庭での学習は必須です。

やり方は、こうです。
通塾以外の日は、オンラインでの受講です。
塾の時間と同じ時間にzoomで塾に入室します。
簡単に学習の指示を出し、学習スタート。
ネット教材「eboard」を使って、通塾で学習できない理科、社会を中心に学習を進めます。
または、提出がある時は、ワークを使って学習することもあります。

見届けは、ネット教材なので、進捗状況を把握し、できていなければ指導します。
ワークなどは、通塾の時に確認します。
このように、まずは毎日学習の時間をつくるということです。

とりわけ家庭学習を自主的に取り組むのは、むずかしいことと思います。
それができなければなりませんが、ある意味それができれば塾に通う必要はありませんね。

子どもたちは、学習を自分で始めないといけない。
どの教科を学習するか、どうやって学習するか、など、
すべて自分の力で考えなければなりません。
「勉強しなさい」とは、よく言いますが、
これって、とてもハードルが高いことだと思います。

さて、次です。
オンラインでの受講中は、LINEでもやりとりをしています。
まずは、どこまで学習が進んだか、その都度学習したプリントを写メさせています。
状況によっては、次何をするかも指示をします。
そして、何よりも、
子どもたちとコミュニケーションをとりながら進めるということがとても重要です。
ある中学2年生は、私から指示を出すと、「はい」と返事を返します。
些細なことですが、その2文字にやる気を感じます。
時には、頑張っているね、と励ますことも。

どの教科の学習するか、
どうやって学習するか、も重要ですが、
1番大事なのは、やる気をもって学習するということです。
その支援はとても重要です。

子どもたちと一緒になって、頭に汗をかく、
教員であったときに、よく先輩から言われた言葉です。