今日は、英語の学習についてのお話です。

 英語の学習は、なかなかむずかしいことが多いと思います。

 それは、私たちが日本語を獲得する過程を思い起こせば明らかですね。

 子どもたちの気持ちに寄り添って考えていきたいと思います。

とはいえ、ここで英語学習についてお伝えします。

英語は言葉なので、とにかく聞いて考える、だけでは、わかるようになりません。

話して覚えていくことが大事であると思います。耳で聞いて脳に記憶させるだけでなく、話して脳に記憶させるのです。

 

 ある中学3年生のお話です。

 その子は、本当に英語が苦手で、これまで10点とか、20点しかとったことがありません。

しかし、先日のテストでは、50点以上、しかも評価3でした。

 これはすごいことです。

 1年生の段階で、2が3になったは、よくある話ですが、

 3年生の内容、いえ、3年間の内容で、50点以上、3を取ったのです。

 その努力が素晴らしいと思います。

なぜ、50点以上取れたか。

 それは、毎回出す英単語20問の宿題を必ずやってきたこと、

 テキストにある英単語を赤シートを使って、英単語をみて発音、日本語を繰り返したこと、

 そして、小単元の英文をくり返し発音、日本語を言う、ということを繰り返して覚えてきたことです。

なかなか繰り返し学習は大変っだったと思いますが、それがあっての50点以上です。

 大事なことは繰り返し、そして、英文と

日本語を発音、音読するということです。

 私たちが赤ちゃんの頃、言葉はまずは親から繰り返し聞き、

何度も話してきたから獲得できたのではないでしょうか。

やはり、音読を大事にすることは間違いはないです。

 具体的な英語指導については、またお話しします。

 頑張っている子どもたちをみるのは、本当にいいものですね。