今日は、勉強ができるためのお話です。

勉強ができるためには3つの段階があり、そのための学習、手立てが必要です。

それは、「わかる」「できる」「身に付く」という段階です。

まず、わかるためには、

これまでのお話のように五感を大事にした学習が必要です。

見て、聞いて、書いて、読んでの学習です。

ここでは、必ず学習の第一歩として動画での学習から始めます。学習レクチャーをみて、聞いて学習することがまずは大事です。

そして、数学でいえば式を書いて、英語であれば英文を書いての学習です。もちろん、わかるために足らないところは、個別指導、子どもたちのやり取りで理解を図ります。

ここが一番重要ですね。

そして、できるための学習です。

説明して理解できても、自分でもう1度自分でやってみないとできるかどうかはわかりません。

子どもたちは、間違えたところを赤で直して、わかった気になっているところがあります。

もう1度やってみるというのがとても重要な学習活動です

最後に、身に付くための学習の繰り返しです。

その時々での学習内容はわかって、できるようになってもしばらくたつと忘れてしまう、

これは自然なことです。

だから、ワークで繰り返し学習するというのが必要ですね。

ただ、ワークでの学習は最終段階で、「わかる」「できる」が十分であることが条件です。

ワークをやっても、その内容がわかっている、できるようになってるかどうかが重要です。

学校のワークは、身に付くための大事な手立てです。

しかし、わかるため、できるための学習が十分でないと、その成果はあまり期待できません。

わかる、できる、身に付く、

この3つを意識して、子どもたちの学習をみていくと、

勉強がわかるようになる手立てがみえてきます。

日夜、試行錯誤、子どもたちにあった学習指導を繰り返します。