今日は、五感を大切にした学習指導についてお話しします。

最近、改めてその重要性を強く感じています。

学習というと、テキストを開き、問題を読み、考え、答えを書くイメージがあるでしょう。

しかし、問題を読む段階からつまずきは始まります。

まずは問題を正しく読み取れているか、その内容を理解できているかがポイントです。ここからレベルの高い学習がスタートするため、つまずくのは当然のことです。

ここではまず、レクチャー動画を使った学習から始めます。

学習内容を、目で見て理解し、説明を耳で聞いて確認し、プリントに書いて定着させます。

英語などではさらに発音することで学びを深めます。

目で見る、耳で聞く、手で書く、口で話す。五感をフル活用した学習法です。

次に、個別指導として私との問答形式で進めます。

子どもたちがどのように考え、何につまずいているかを見極め、適切な問いかけと回答を繰り返しながら理解を深めます。

ここが最も重要な学習指導であり、私自身の真骨頂です。

確かな手ごたえを感じていますが、まだ改善すべき課題も多くあります。

五感とは、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を指します。

保育園では遊びを通して心と体、頭の成長を促しますが、これこそ五感を使った学びです。

学校の授業でも本来は五感を大切にした指導が行われるべきでしょう。

子どもたちをこうした視点で観察すると、できるようになるための学習方法が自然と見えてくるかもしれません。