「子どもの学力を引き出す! 効果的な学習指導の実践例」
今日は、小学生への学習指導のお話です。
以前から、小学生の学習はとても大切であるお話をしました。特に音読は、本当に大事です。
今日は、小学生への学習指導の在り方のお話です。
ここでの一連の学習はこうです。
まずは、宿題の確認です。
自分でしっかり答え合わせをして、間違えた問題はやり直しをします。
私はそれを見届け、助言します。
そして、音読、脳トレ(簡単な100問計算)です。
次に、今日の学習内容をまずは動画で、目で見て、聞いて、そして、プリントに解答を書きながら学習します。
小単元ごと、学習内容がわかっているかどうか確認し、見届けます。
単元の学習を終えると、仕上げの単元テスト演習です。ここが1番大事で、個々のつまずきに応じた指導です。
よく個別指導とは簡単に言いますが、そんなに簡単ではありません。
わからないところは教える、では、個別指導になりませんし、本当の学力はつきません。
まずは、問題に取り組ませ、解答を確認します。
答えを導き出すための式、その計算過程がしっかり書かれているかを確認します。
問題がしっかり読み取れていれば、式、その過程が正しく書かれています。
しかし、小学生は、よく問題を読まず、間違えます。
ここが1番大事な指導です。
問題を把握できているか、どこで、何を間違えているか、
そこを瞬時に把握し、子どもと問答を始めます。
「この式は、どうしてこうなるの」
「この式の計算は、どうしてこうなったの」
など、式、その過程をしっかり子どもに考えさせていくことが重要です。
間違えた時こそ、最大の指導の場面、ということです。これは、AIでも今はできませんね。
ちなみに、テスト直しといい、よく間違えた解答の上に、赤いボールペンで書く子どもがいます。
ちょっと横に書けばいいのに。
また、テスト直しといい、解答だけを直す子ども、計算過程をただ書く子どももいます。
ここでは、テスト直しというのは、
間違えたところをしっかり確認すること、
そして、
もう一度初めからその問題を解きなおすこと、
と、子どもたちには伝えています。
やはり、間違えた問題は、もう一度初めからやり直さないと、
ですね。
小学生の学習の仕方を見直すと、少しできるようになります。