今日は、畑のお話です。

私は午前中の空いた時間を使って、野菜づくりを楽しんでいます。

ちょうど最近、ほうれん草の収穫を終えたところです。

自分で育てた野菜は「本当においしい」と心から感じます。

ただ、農業の専門家ではないので、形の良いものばかりではありません。

大きかったり小さかったり、実にさまざまです。

そんなある日、ふと気づいたことがありました。

畑の東側と西側で、ほうれん草の育ち方が大きく違っていたのです。

東側は雑草が多く生えているのに、ほうれん草は大きく葉を広げ、いかにも“ほうれん草らしい”姿。一方、西側は雑草が少ないのに、ほうれん草はあまり大きく育っていません。

不思議に思い、AIに状況を伝えて聞いてみました。

すると「雑草が生えている畑の方がよい」という意外な答えが返ってきました。

テレビで見る広大で整った畑のイメージとはまったく逆で、驚きました。

詳しく聞くと、雑草があることで土が固くなりすぎず、根にとって良い環境が保たれるそうです。

また、さまざまな草が生えることで微生物が活発になり、栄養価の高い土になるとのこと。

さらに、土が酸性に傾きすぎるのを防ぐ役割もあるそうです。

まさに「共生」です。

この話を聞いて、私は子どもたちの学校のことを思い出しました。

勉強が得意な子もいれば苦手な子もいる。

スポーツが好きな子もいればそうでない子もいる。

いつもまじめな子もいれば、少し乱暴な子もいる。

いろいろな子がいるからこそ、学級は豊かで、楽しい場所になるのだと、長く担任をしてきた経験から感じています。

むしろ、そんな多様な学級の方が、創造的なものが生まれる気さえします。

 

うちのほうれん草も、いろいろな雑草にもまれ、ときには助けられながら大きく育ったのでしょう。

ほうれん草も、子どもたちも、そして私たち大人も、そんな多様性に満ちた環境の中で、思いっきり大きく、豊かに生きていきたいものです。