子どもたちの英語力が伸びています ~見る、聞く、書く、発音~
今日は子どもたちの英語学習について少しお話ししたいと思います。
最近、学習の習慣が定着してきて、テストでも成果を残す姿が見られるようになりました。
努力の積み重ねが形となって表れていることは、指導する側にとっても大きな喜びです。
英語学習の第一歩は、やはり単語を覚えることです。
しかし、子どもたちにとって英単語はなかなか頭に入りません。
考えてみれば当然のことで、母語ではない言語を覚えるのは容易ではありません。
私たち大人が新しくフランス語を学ぼうとしたときの難しさを想像すれば、その苦労が理解できます。
だからこそ、子どもたちの気持ちに寄り添いながら、根気強く指導を続けています。
学習の基本は、レクチャー動画を活用しながら、目で見て、耳で聞いて、ノートに書き、繰り返し発音することです。
特に英語は「声に出すこと」が大切で、発音を繰り返すことで少しずつ体に染み込んでいきます。
そのうえで赤シートを使い、重要事項を隠しながら繰り返し発音し、覚えていきます。
ここでは「先生の前で合格するまで次に進めない」というルールを設けています。
合格したら問題演習に進み、理解をさらに深めていきます。
こうした学習を積み重ねることで、時間はかかりますが、確実に英語がわかるようになっていきます。
言葉の学習である以上、繰り返し発音することは自然であり、欠かせないものです。
そして次のステップとして、教科書本文の暗唱を考えています。
声に出して覚え、表現を自分のものにしていく過程は、子どもたちにとって大きな成長の機会となります。
英語学習は一朝一夕で成果が出るものではありません。
しかし、少しずつ積み重ねていくことで、確実に力となっていきます。
その歩みを見守りながら、また次の成果をお伝えできればと思います。