今朝、メダカの水替えのために長良川へ水を汲みに出かけました。
澄んだ水、きれいな川の流れ、そして水の音──そのすべてに触れるたび、長良川の美しさに心が洗われるようです。
川の流れから学ぶことは多くあります。
一見すると普通に流れているように見える川でも、表面の流れと川底の流れはまったく異なります。
表面の水は速く、波を立てながら自由に流れていきます。
対して、深いところの水は冷たく、ゆっくりと進み、時には逆流することさえあります。
こうした姿は、社会の流れにもよく似ています。
時代の流れには、主流(表面の流れ)と本流(深いところの流れ)があるのです。
ジャーナリストのむのたけじ氏は、次のように語っています。
「世の中には、いつの時代にも『主流』と呼ばれる流れがある。それは川の表面を勢いよく走る水のように、風に煽られ、光を反射し、誰の目にもはっきりと見える。時代の空気、流行、権力の声、世論のうねり──こうしたものは、まさに川の表面を滑っていく“主流”の水だ。」
「しかし、川にはもうひとつの流れがある。それは深いところを静かに進む“本流”だ。川底の石に触れ、地形の影響を受け、ゆっくりと、時には逆向きにさえ動く。だがその流れこそ、川の本当の力を支え、長い時間をかけて川の形をつくり、やがて大地をも変えていく。」
今、時代は大きな転換期を迎えています。
社会が大きく変わろうとしている今だからこそ、私たち一人ひとりが「何を大切にすべきか」をしっかり考える必要があります。
流行やSNSの盛り上がり、一時的な世論に惑わされず、自分自身と社会を静かに見つめる姿勢が求められています。
これは、私たち大人の責任でもあります。
そして、次代を担う子どもたちにも、物事のとらえ方や考え方、その姿勢をしっかり伝えていかなければなりません。
「私たちが時代の本流を創る。」
その思いを胸に歩むなら、きっとすべての人が大切にされる豊かな社会が実現するはずです。